ステップ1: 作る
説明
電子ペットをコーディングし、あなたのものにするためにカスタマイズしましょう。 micro:bitの内蔵スピーカーを使えば、その表現力豊かなサウンドでもっと楽しくなります。
はじめに
プログラミングガイド
学ぶこと
- 変数やループを使って簡単なタイマーを作る方法。
- 時間によって異なるイベントを発生させるために選択(もし〜なら)を使う方法
- micro:bitプログラムが動かなくなったように見せるコツ!
動作の仕組み
- 1990年代に日本で電子ペットが発明され、やがて世界中で人気のおもちゃとなりました。
- キーリングにつけておける小さなガジェットです。 シンプルなディスプレイに生き物が表示されます。 ボタンを押したり、シンプルなゲームをしたりして、世話をしなくてはなりません。 無視して食べ物をあげなかったりそうじをしないと、悲しんだり、いたずらしたり、体の調子が悪くなります。
- プログラムでは変数timerを使ってペットが無視された時間を記録しています。 ずっと(無限)のループで、1秒(1000ミリ秒)ごとに変数timerを1増やします。
- timer が20になったら、ペットはLEDディスプレイに悲しい顔を表示し、組み込みスピーカーの出力に悲しい音を出します。
- 30になると、ペットは眠ってしまいます。
- 40になると、ペットは不思議な音を出して、死んでしまいます。 このコードでは、「内蔵スピーカーをオフに設定」ブロックを使用して、スピーカーから他の音が出ないようにします。 「while true」ループでは、がいこつアイコンのみが LED ディスプレイに表示されます。
- しかし、ペットと対話すれば、生きて幸せであり続けます! ロゴをなでて楽しませたり、振って笑わせたりしましょう。 これでタイマーを0にリセットします。
- ペットが死んだ場合は、micro:bitの裏面にあるリセットボタンを押せばペットは生き返ります。
必要なもの
- サウンド付きのV2 micro:bit(またはMakeCodeシミュレーター)
- MakeCodeまたはPythonエディター
- バッテリーパック(オプション)
ステップ2: プログラムする
1from microbit import *
2import audio
3
4timer = 0
5display.show(Image(
6 "00000:"
7 "09090:"
8 "00000:"
9 "09990:"
10 "00000"))
11audio.play(Sound.HELLO)
12
13while True:
14 if pin_logo.is_touched():
15 timer = 0
16 display.show(Image.HAPPY)
17 audio.play(Sound.HAPPY)
18 elif accelerometer.was_gesture('shake'):
19 timer = 0
20 display.show(Image.SURPRISED)
21 audio.play(Sound.GIGGLE)
22 else:
23 sleep(500)
24 timer += 0.5
25 # sleep for half a second only to make it react more quickly to logo touch & shake
26
27 if timer == 20:
28 display.show(Image.SAD)
29 audio.play(Sound.SAD)
30 elif timer == 30:
31 display.show(Image.ASLEEP)
32 audio.play(Sound.YAWN)
33 elif timer == 40:
34 display.show(Image.SKULL)
35 audio.play(Sound.MYSTERIOUS)
36 break
37
ステップ3: 改善する
- ライフステージのさまざまな場面で試してみましょう。
- micro:bitのLEDディスプレイを使用して、独自の表情を作成しましょう。
- ペットのお腹の空き具合や汚れ具合を追跡する変数を追加して、ペットに餌をやったり掃除をする新しいインタラクションを追加します。 例えば、ボタンを押したり、micro:bitの内蔵マイクで拾った音を大きく鳴らしたりします。
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